
おすすめの本と読書をすべき理由5選
これからの時代を生き抜く人のためにおすすめの本について。
中学生時代から毎年100冊ほどの本を読みました。
とある本に出合ってから本格的に読書をするようになり、
読書を始めたことで本当にたくさんの効果を実感しています。
読書にはたくさんのメリットがあります。
2009年の日経新聞では、読書量と年収が正比例することも発表されています。
今回は、実際に読書をして今の私の視点から、実際に読書をし始めてから感じたメリットを5つご紹介させていただきます。
読書をすべき理由について、
1.本質を見極める力がつく
2.ほかの人と差別化できる
3.知識が増える
4.偉人の価値観に近づく
5.リラックス効果がある
1.本質を見極める力がつく
読書というのは、他人が記した文字を読みますが、
実際に行われているのは「自分との対話」です。
1文、1文字を自分と照らし合わせ、必要な情報を取捨選択していきます。
パレートの法則をご存知でしょうか?
別名80:20の法則とも呼ばれます。
パレートの法則とは
「全体の数値の8割は、全体を構成する要素のうちの2割の要素が生み出している」というものです。
例えば売上の8割は2割の顧客から生まれるもの
世界の8割の資産は、2割の富豪が占めている。
このパレートの法則は読書にも応用できます。
つまり、「著者が伝えたい大事な部分は、全体の20%に記載されている」ということです。
著者が伝えたいことが全体の2割。
そして前述したように、書いてある内容は自分と照らし合わせ取捨選択していきます。
そうすると、実際その本から得られることなんてほんとうに一部分だけです。
読書に意味がないというわけではありません。得られた知識は財産に変わります。
その過程に価値があるのです。
これからはITがさらに発達し更なる情報社会を生き抜かなければなりません。
たくさんの人が多くの情報をSNSなどを通じて発信をしています。
本当に必要な情報を見極め、本質だけを捉えることは無駄な人生を生きないための第一歩です。
読書は、その力を身につけるのに最適な手段となるはずです。
2.他の人と差別化できる
読書をしているかと周りに聞いた時=勤勉を考える人は少ないはずです。
実際、ほとんどの人は自身の為になる読書なんてしていないはずです。
読書をする人としない人では、発想力に大きく差がつきます。
知識量、語彙力なども同様です。
これらの差がどこで表れるのか。
相手とのコミュニケーション(対談)です。
実際にエリート商社マンとお話をしておもったのですが、
大体の人は話している文章の構造が少し変わっています。
A→B だからA→C
このようにB→Cが飛んでいたり
Aです。それは~だから。だからB。
このように言っていることが矛盾していたりします。
頭の中の言葉がうまくつながらないからでしょう。
しかし、読書をしている人は頭が真っ白になってもきれいな文章をつくることができます。
普段からきれいな文章に触れ、なおかつ語彙力が高いからです。
1から文章を作り直したとしても、意味の通ったわかりやすい文章を話せます。
人生の中で、これだけでも大きく相手との差別化することができます。
読書は自信を磨く為にもしておくことをお勧めします。
3.知識が増える
「子どもは知らなくていいこと、大人が知っていればいいこと」
ってありますよね。もう少し詳しく言うと、
「高校生は知らなくていいこと、社会人は知っていないといけないこと」
法律、税金、資産運用などなど。
社会人は、これを知っておかなければいけません。
特にお金の知識。金融リテラシーは
将来のために、大事な知識は学生のうちに身につけておくことをお勧めします。
あらゆる知識は絶対に貴方の武器になります。
怪しい情報から自分を守る盾となり、やりたいことのために突き進む剣となります。
もっというと、知識があればお金を稼ぐことだってできます。
知りたいというニーズに対して、その知識を使えばよいのです。
4.偉人の価値観に近づく
本を出版している方は、実績がある方が多いです。
人間の価値観や志の高さは属しているコミュニティに多大な影響を受けるます。
「一流になりたければ一流と行動しろ」とアスリート時代言われましたが、これは一流の人の価値観や思考法に近づくことができるからでしょう。なかなか周りに偉人なんていないでかもしれませんが、偉人の考えを綴ったものにたくさん触れることで、価値観を彼らに近づけていきましょう。
5.リラックス効果がある
本を読むとリラックスできます。
イギリスの大学が、心拍数などからストレス解消効果が高い行動を研究した結果がこちら
・読書:68%
・音楽視聴:61%
・散歩:42%
・テレビゲーム:21%
という研究結果でした。
読書のリラックス効果の高さは研究によって明らかになっています。
最後に是非これからの時代を生き抜く皆様に朗読してほしい本がこちら
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お金持ちの教え
この本を一言で表すと、「お金持ちの秘訣をストーリーで分かりやすく教える!」というものです。100万部以上売れている大ベストセラー本なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
著者の本田健さんを主人公に、アメリカで出会ったお金持ちゲラー氏と話が進められていきます。健さんがゲラー氏から教えを請い、行動を重ねていく物語です。ゲラー氏の教えは、実際に健さんがお金持ちから教わったことを基にされているので、フィクションでありながらノンフィクションでもあります。お金持ちになるための考え方や行動原理を17個も知ることができ、何と言ってもストーリー形式で話が進むので、当時中学2年生だった私でも読みやすいと思いました。
お金のことを忘れる
この本で一番印象に残った点は、「お金持ちになりたかったらお金のことを忘れろ!」です。『ユダヤ人大富豪の教え』を読むまでの私は、お金持ちに対してあまり良いイメージを抱いていませんでした。お金持ちはお金のことを考えているとばかり思っており、そしてさらに、お金は与えたサービスの対価であること学びました。読むまでの自分は、仕事とは辛いもので大変な時間を過ごしたらお金がもらえると思っていましたが、人を喜ばせた分だけお金がもらえるという教えを学び、仕事に対する価値観が大きく変わりました。だから、この本を読んでからというものは、真っ当なお金持ちの人はたくさんの人を幸せにしているんだなと認識するようになりました。人を喜ばせた分だけ見返りにお金を受け取っているということです。
また、読んだだけではお金持ちになれる本ではなく、楽してお金持ちになりたいと考えている方にはオススメはしません。
この本を読むことにより、これからを生き抜く多くの人々が仕事に対する価値観を変えより良い社会を構築していく事を願っています。

